2022年08月 月別アーカイブ記事一覧
- 新「育児の原理」あたたかい心を育てる 45
2022.08.31
第二章 幼児のしつけ * なんでもやってみたい三歳児 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 三歳ごろになると、脳の運動神経中枢も筋肉も次第に発達し、 より俊敏な行動、体のバランス保持の動きがだんだんと可能になり、 手足も思いのままとはいかなくても、わりによく動かせるようになってきます。 さまざまな刺激に応じて体を動かすばかりでなく、 だんだん之すべての刺激に衝動的反応で動くのでなく、 脳の働きで... - 新「育児の原理」あたたかい心を育てる 44
2022.08.30
第二章 幼児のしつけ * 三歳になったら気をつけたいこと ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 自分の劣っているところを指摘されて発奮する子どももいるでしょうが、 三歳くらいになった子どもは、 たとえ自分が同年齢の友達に比べて下手だとわかっていても、 比較されてそれを指摘されるのをいやがります。 お母さんは、競争心をあおってがんばってもらおうというのでしょうが、 もう子どもにとっては辛いこと... - 新「育児の原理」あたたかい心を育てる 43
2022.08.29
第二章 幼児のしつけ * 三歳前後から子どもの目に訴えるしつけを ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 幼児後期の、三歳前後から小学校にあがるころまでの時期は、 脳や体の成長の、もっともいちじるしいときです。 子どもは、お母さん中心の生活から、子どもの集団の生活へと、 外の世界へ一歩踏み出すことになり行動範囲が広がります。 また、心身の発育は、 お母さんにこれまでとは違う対応の仕方を... - 新「育児の原理」あたたかい心を育てる 42
2022.08.26
第二章 幼児のしつけ * 体罰は子どもの心にしこりを残します ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 猿や馬などの母親が子どもを育てるように、 人間のお母さんも、昔は自然のままに子どもを育てていました。 子育てといっても、とくに身がまえることなく、 いたって大らかだったと思います。 赤ちゃんがお乳を欲しがれば、欲しい時に欲しいだけ与えました。 むずかれば、いつでも抱いてやりました。 肌と... - 新「育児の原理」あたたかい心を育てる 41
2022.08.25
第二章 幼児のしつけ * 子どもの嘘は ・・・・・・・・・・ 少し年上になると子どもは、 自分が認められたいとか、いい子になっていたいとか、 しかられるのがいやなためにウソをつくこともあります。 自分の子どもがウソをついた、 と目くじらをたてたり極端に不安がったりする前に、 お母さんは今一度、子どもの接し方についてふり返ってみてください。 なぜ子どもがウソをついたのか、 お父さんやお母さん... - 新「育児の原理」あたたかい心を育てる 40
2022.08.24
第二章 幼児のしつけ * 子どもとの約束を守る ・・・・・・・・・・・・・・ お菓子屋さんの店先で、チョコレートをねだっている子どもや、 おもちゃ屋さんで気に入ったおもちゃを手ばなそうとしないで 泣いている子どもを見かけることがあります。 お母さんは「この次来た時に買ってあげる」とか、 「お父さんに買ってもらいましょう。だから今はいい子にしてね」 などと言ってはなだめていますが、本気で言っ... - 新「育児の原理」あたたかい心を育てる 39
2022.08.23
第二章 幼児のしつけ * きびしいしつけと、やさしいしつけ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ しつけは、きびしくしたほうがいいのか、やさしくしたほうがいいのか、 という質問をよく受けます。 これはむずかしい問題ですが、一般的にいって、 たしかに、子どもがいくら甘えて泣いても、 きちんとけじめをつけるきびしさは必要です。 ただ、なんでもかんでもすべてきびしくさえすればいいのではなく、 ゆ... - 新「育児の原理」あたたかい心を育てる 38
2022.08.22
第二章 幼児のしつけ * トイレのしつけ ・・・・・・・・・・・ よちよち歩きが上手になっておむつが取れる前後になると、 トイレのしつけがはじまります。 私は冗談に、お母さんの″声変わり″と言っていますが、 実際、このころのお母さんは、人が違っているようです。 排尿をしつけている時のお母さんは以前のやさしさをなくし、 たいへん怖い顔をして大きな声を出している場合が多いのです。 おしっこが... - 新「育児の原理」あたたかい心を育てる 37
2022.08.19
第二章 幼児のしつけ * お母さんが育児の主役 ・・・・・・・・・・・・・・ 二歳くらいの子どもは、命令的に言われると強い反抗心を起こすくせに、 お母さんを一番の心のよりどころとしています。 ですから、子どもにとっては、 お母さんのそばにいるとき、もっとも安定しています。 ほかの人はどんなにかわいがって世話をしても、 お母さんの代用でしかありません。 お母さんが絶対の自信と愛情を持って、 堂々... - 新「育児の原理」あたたかい心を育てる 38
2022.08.19
第二章 幼児のしつけ * 脳の報償系を刺激する ・・・・・・・・・・・・・・・ よく″生きがい″ということを申します。 ああ、今日はいい日だった、と思うこともその一つでしょう。 子を持つ親としても、 子どもの心からの笑顔を見て喜びを覚えるのもそれでしょう。 人間として生きる喜びを感じ、満足感を味わえたら幸せですね。 満足し、喜ぶということはどういうことか、 これについて脳生理学的に研究した人が...