子どもの「花」が育つとき 13 - かわいがり子育て

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子どもの「花」が育つとき 13

第2章 芽生えのころ  ◆生後まもなく~4、5か月ごろ◆
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 * 抱っこから人間愛を学ぶ
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0歳のときはとにかく抱っこしてあげてください。
この時期に人間の愛情というものを、しっかりと教えてあげてください。

お母さんのぬくもり、
なんだか温かくて大きなものに包まれているという感覚から
赤ちゃんは、「愛する」こと、「愛される」ことを学んでいきます

ところで、育児相談では、
「親子のふれあいのために、一日にどれくらいの時間、抱っこしてあげればいいのか」
「何分抱っこすれば、赤ちゃんは満足するのか」
というご質問を受けることがあります。

初めての育児だと、不安になる気持ちはよくわかります。
時間の目安があれば、それに従いたいというのもよくわかります。
けれども、時間の問題ではありません。
何分抱っこしなければと思いつめてみたり、
早く泣きやまないかしらと、はらはらしながら抱くのであれば、
いくら時間をかけても、赤ちゃんの心は安定しません。

人間愛の基本は、お母さんの抱っこでつくられます。
だからこそ、抱っこしたら赤ちゃんに自然と笑顔が出てくるような、
そんな抱っこをしていただきたいのです。

お母さんが悲しかったりイライラしているときは、
赤ちゃんを抱いても、お母さんの愛が伝わらないばかりか、
かえって赤ちゃんの心が不安定になってしまいます。
そんなときは抱っこをやめて
お母さんが赤ちゃんの顔をじっと優しく見つめてあげる――
それだけでいいのです。

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 週明けです。爽やかな秋晴れでした。気温は上がりませんでしたが、陽射しが暖かく、農作業には快適な一日でした。お母さんの抱っこではありませんが、優しい自然に包まれているような感じでした。穏やかな、ゆったりした気分で過ごすことができます。
 今日のお話の「お母さんの抱っこ」は、赤ちゃんにとってそれは、至福の時なのでしょうね。内藤先生は、赤ちゃんは、「愛する」こと、「愛される」ことを学んでいきます。と言っておられます。児童相談所での仕事が長く、退職後も縁あって児童養護施設で働いた経験から、「愛される」ことを学んでない子どもの多いことに、支援の難しさをいつも感じていました。マザーテレサの言葉に「愛に対する飢えの方が、パンに対する飢えを取り除くことよりも、はるかに難しいのです」という言葉があるそうですが、施設で暮らす子どもたちの生活は、ある意味では家庭で暮らす子どもたちより物質的には恵まれています。でも、お母さんのようにいつでも抱っこしてはもらえません。「愛される」ことを学ぶことが実は大変難しいのです。「愛される」体験が乏しいと「愛する」ことを学ぶことは難しい、私は自分の乏しい経験からそう感じています。
 赤ちゃんを育てているお母さん、抱っこを楽しんでいただきたい、そう願っています。 
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