子どもの「花」が育つとき 64 - かわいがり子育て

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子どもの「花」が育つとき 64

第4章 つぼみのころ  ◆1歳半ごろ~2歳半ごろ◆
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 * トイルット・トレーニングとしつけ
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トイレツト・トレーニングは
お子さんがそれまでの人生で出会う、はじめての試練といえます。

それまではおむつの中に自由におしっこやうんちをしてよかったものが、
いきなり慣れ親しんだおむつをはずされ、
トイレに連れていかれたり、おまるに座らされて、
「チーチーは?」
などとお母さんから催促されるわけです。
おしっこが出ないと、
大好きなお母さんにがっかりされたり、
我慢できずに床におもらしをすると、
怖い顔でにらまれたりもします。

こうした試練は、人間なら誰にでも例外なく訪れ、
早い遅いの違いはあるものの、
誰もが克服してきました。
ただ残念なことに、お母さんは、
自分の経験したこの試練について、記憶していません。
大人になったいまでは、
おしっこがしたくなったらトイレに行くことがごく当たり前にできますから、
お子さんが、いま立ち向かおうとしている試練が、
どんなに大変なことであるかを、あまり理解できません。

トイレやおまるに座らせれば、すぐにおしっこが出ると考えるのは、
お子さんにとっては、はなはだ迷惑なことです。
「どうしてうまくいかないの?」
「おしりが濡れて気持ちわるくないの?」
などと、お母さんがかっかとなるのは禁物です。

おしっこが出そうという感じがわかって、ある程度は我慢できるという、
膀眺コントロールができるのは、1歳半くらいからです。
それ以前にトイレで成功した、おしっこを教えたというのは、
「条件反射」といわれるものです。
これは、お母さんが、おしっこが出そうだなというときを見計らつて、
おむつをはずして、トイレなどに連れていった結果、うまくいったわけです。
たまたまタイミングがよかったのでしょう。

たぶん、お子さんはおむつをはずしてもらって、
とても気持ちがよかったのだと思います。
さらに大好きなお母さんに抱っこしてもらっているのですから、
気持ちいいこと、この上もないでしょう。
そんなとき、反射的におしっこが出てしまう――
そうすると、お母さんは、とても満足して、
「ああ、よかった」と思うわけです。
お子さんは、抱っこされながら、お母さんのそうしたうれしい気持ちを感じとり、
さらに快感が増すわけです。
これはお子さんにとっては二重の喜びです。
そうしたことがたび重なるうちに、
抱っこをするとおしっこが出る、というようなことになってくるわけです。

実は、排泄のしつけは、生まれた直後から始まっているのです。
お母さんがおむつを替えるたびに
チッチ出たね
気持ちよかったね
チーと教えようね
といった言葉かけが、清潔のしつけの基本にあり
本番のトイレット・トレーニングで、十分にその効果が発揮できるわけです。

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 この年齢では、それほどでもないとは思いますが、おむつが早く取れないかというのは、多くのお母さんの希望でしょうね。このところ、未満児保育が増えていますが、いわゆる3年保育を考えているお母さんは、入園の前年の関心は、おむつのことが間違いなく多いです。私は、おむつは時期がくれば必ずはずれますので、焦らないでみていきましょうとお話しています。ただ、入園先によって、入園までにおむつがはずれるようにと指導されているところもあるようです。あまりお母さんを不安にするようなお話はして欲しくない、私はそう思っているのですが。まずは、トイレやおまるに慣れさせることから取り掛かればいいともお話しています。
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