育(そだてる) 21 - かわいがり子育て

かわいがり子育て ホーム »  » 育(そだてる) » 育(そだてる) 21

育(そだてる) 21

2 赤ちゃんは話がっている
    赤ちゃんとの話し方
                  埼玉大学教授 志村洋子
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 * 赤ちゃんが親の真似をするようになったら、
      どんどん真似をさせましょう
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 今、あなたの赤ちゃんは、おいくつですか。
 生後六カ月をすぎたころの赤ちゃんは、耳にしたこと、目にしたことすべてに興味を持ちはじめ、さかんにお母さんの真似をするようになります。
 親の真似をするのが大好きという時期が、このくらいの月齢から始まるのです。十力月前後になると真似上手にもなって、お父さんやお母さんをビックリさせるやら喜ばせるやらで、ご両親の喜びもひとしおです。

 赤ちゃんは親の真似をしながらどんどん言葉や動作やしぐさをおぼえます。この時期にうまくチャンスをつかまえて、同じ言葉やしぐさをくり返し行なって、赤ちゃんといっしょに真似を楽しんでみてはいかがでしょうか

 赤ちゃんを連れて散歩に出て、近所の知り合いの人に出会ったときに、まずお母さんが「こんにちは」をして、ついでに赤ちゃんにも「おばちゃんに、こんにちはをしようね」と言ってあげればいいのです。
 別れるときには、赤ちゃんの手を持って振りながら「おばちゃんにバイバイしようね」「はい、バイバイ、バイバイ」とこれで十分です。

 この時期は、「こんにちは」とか「バイバイ」「おはようございます」という言葉は、赤ちゃんは言えません。しかし、人と会ったときにそういうあいさつをくり返していると、だんだん口にする言葉も正しいものに近づいていきます。

 とにかく、楽しいおうむがえしのトレーニングだと思って、機会あるごとに試してみるといいと思います。「これ、ちょうだい」といって手を出させるとか、「〇〇ちゃん、いい子、いい子と言いながら頭をなでてあげると、そのうち自分で「イッコ、イーコ」と言いながら自分の頭をなでたり、オモチャをなでながら、まわらぬ口で「イート、イート」と言ったりします。 一歳くらいの赤ちゃんは、このようなことをくり返しながら徐々に言葉がしゃべれるようになり、しぐさをおぼえていくのです。

     **********
 週明けです。今日から志村洋子先生のお話です。
 志村先生は、和歌山県生まれ、東京芸術大学卒業。埼玉大学教育学部講師、助教授、教授を経て退任名誉教授となり、現在は同志社大学赤ちゃん学研究センター嘱託研究員をされているようです。この本の巻末の著者紹介・出典一覧によれば乳幼児の声の分析を専門分野とし、幼児と母親のコミュニケーションをより親密なものとする研究を進めているとありました。出典は『赤ちゃんとの話し方』 (ゴマブックス)ごま書房 です。
 今日のお話、大変解りやすくてこの位の赤ちゃんを育てているお母さんには参考になりそうですね。言葉の遅れている幼児さんの場合にも役に立つと思います。明日以降も楽しみです。
 今週もよろしくお付き合いお願いいたします。
関連記事
コメント
非公開コメント

トラックバック

https://weareok.blog.fc2.com/tb.php/594-6f5b06d2