「子どもを伸ばすかわいがり子育て」を読む 27 - かわいがり子育て

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「子どもを伸ばすかわいがり子育て」を読む 27

 4章 もし親が人とつき合うのが苦手だったら (続き) 

 自分のことを大切に思ってくれる人を求めていいのです

お母さんは自分に歩み寄ってくれる人に巡り合えば、だんだん子どもに歩み寄れるようになるのです。こういうプロセスを必ず通っていきます。それはどもが何歳になっても絶望的ということはありません。」


 昨日の続きですね。勇気が湧いてくる一文です。


お母さんがいらだったりしてとてもつらいときは、子どもを預ければいいです。これはあなたの責任ではないということを心からわかってもらえば、お母さんは安心して預けることができるし、自分の気持ちを癒すことができます。

 癒してからまた子どもを引き取ることができます。こういう手順を踏んでいくのです。

 自分の責任だと思って変に我慢したり、自分で自分を変に追いつめたりして、ますます泥沼にはまってしまうということがあるのです。

 まだ子どもだから、何歳になったから、分別盛りだとか、この年になって、などということではないのです。」


 かつて、児童相談所に在籍したことのある一人として、お母さんに勇気を出して「今、とてもつらい」と訴えて欲しいと心から願います。

 親だから、すべての責任をしょい込まなければならないと思い込まないで欲しいですね。

 子どもは、あなたの所有物ではないのです。


「どういう生い立ち、歴史を歩んできたかによって、みんなそれぞれの今日があるわけです。何歳になったからという分別や観念的なこと、理屈だけで人間は生きていくことなど絶対にできません。欠落しているものはみんなに応援してもらいながら埋め合わせていくのです。

 そこで負い目や自己嫌悪劣等感を覚えることなどないのです。

 必要があれば安心して子どもを預けること。

 そこから始めればいいのです。夫に協力してもらうのは当然ですが、誰にも知られたくないときは専門家だけに相談すればいいのです。専門家は絶対に秘密保持をしますから。」


 この節は、本当に大切なことを指摘しています。

 お母さん(だけではありません)が、自分を追い込んで、子どもの虐待に至らないことを願います。

 悲しいことに、我が国は虐待がちっとも減っていません。


 子どもと遊べないお父さん

「また、お父さんが子どもと遊べないという相談も多いようです。

 お父さんも子育て学会や子どもを育てるお父さんの集まりのようなところヘ入っていけばいいのです。

 遊べないというのは今の塾やお稽古事も含めた教育の大弊害が出ているのです。それを社会全体が知らなければならないし、子どもと遊べないインテリタイプと結婚して子どもを産んでは駄目ですよ。女性側も悲劇だし、結婚する男性も悲劇です。そんなことぐらい知らなければなりません。交際期間中に子どもと遊べる人かどうか見抜かなければなりません。」


 厳しいご意見です。でもどうやって見抜けばいいのでしょうか。

 かと言って、結婚しない人たちが増えても困ります。


「瀬戸大橋の支柱を建てるのに最高の技術が必要なのですが、そのもっとも難関のところを陣頭指揮した人の話に、とても感動しました。

 お嬢さんが三人いるのですが、建設中に妻を亡くします。それで朝早く起きて子どもの弁当をきちんと作りながら、瀬戸大橋の大事業を完成させます。彼にとっては子どもを育てたことのほうがはるかに価値の高い仕事だったと思えそうです。そのように思えるお父さんをお母さんになる人は選ばなければなりません。

 瀬戸大橋を造り上げるのは大事業だったでしょう。しかし子どもを健全に育てるというのはもっと価値の高い仕事です。私はいつもそう思っています。」

 

 次節に続きますが、子育ての価値を再確認しながら、子育て中のお母さんを応援しつつ、そのことを伝えていきたいと思います。

 今日もありがとうございます。 

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