育(そだてる) 87 - かわいがり子育て

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育(そだてる) 87

7 お腹の赤ちゃんとおしゃべりしていますか
      -“胎談”のコミュニケーションで赤ちゃんはどう変わるか
                                                                               大阪胎教センター主宰 森本義晴
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 * 飼い犬もお腹の赤ちゃんと胎談する
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 お母さんがお腹の赤ちゃんと話をしていると、母性がたいへん豊かになってきます。私の不妊症外来でやっと妊娠した人がいるのですが、この女性が、先日、「先生、こんな不思議なことがありました自らの体験を話してくれたことがありました。

 彼女は、長く子どもがいなかったので、子ども代わりに柴大を家の中で飼っていました。妊娠がわかったとき、彼女はその柴大に、「赤ちゃんができたよ。でも流産するかもしれないの」と話したそうです。それだけ柴大に対しても家族のような感情を持っていたのでしょう。しかし流産の危険性もなくなり、順調にお腹の赤ちゃんは育っていきました。
 ある日、彼女が寝ていると、その柴大が来て、彼女のお腹の上に頭を置いて寝ていたのだそうです。
 するとそのとき、お腹の赤ちゃんが思いっきり犬の顔を蹴ったのです。犬がびっくりしたので、彼女が今のが赤ちゃんなのよ、赤ちゃんが動いているのよと柴大に教えたそうです。

 そういうようなことが何回かあった後、赤ちゃんがお腹を蹴ると、その柴大がお腹のそのあたりを前足でひっかくようになったそうです。要するにコミュニケーションをとろうとしているわけです。さらに柴大は、お腹の赤ちゃんの動きに合わせて、まるで、それに語りかけるように声を出すようになりました。
「ワンワン」といったほえる声でなく、「フニョーンというようなたいへん甘い声です。その声は、飼い主の彼女でさえもいままでに聞いたことのないようなやさしい声だったそうです。
 そしていまでは、犬が赤ちゃんのために、ぬいぐるみを持ってきてお腹の上に置くのだそうです。
 しかも、その声にお腹の赤ちゃんがこたえるように、お腹をポンポンと蹴ってきたというのです。それを見て彼女は、「赤ちゃんと犬とのあいだに何かコミュニケーションができたんだなというのを感じたそうです。
 そして不思議なことなのですが、やがてその柴犬のおっぱいが出てきました。もちろんその大には赤ちゃんはいません。妊娠の兆候も見られませんし、これはきっとお腹の赤ちゃんとのコミュニケーションによって、その大に母性本能が出てきたと考えられます。

 犬でさえ、お腹の赤ちゃんとのコミュニケーションによって母性に目覚めたのですから、母親がお腹の赤ちゃんに話しかけることは、母性を豊かにすることにおおいに役立つはずです。もちろん、出産後の母乳にもよい影響があることがこの事例からわかります。

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 今日のお話は、何と不思議な信じられないようなお話です。でも、実際に起きた事実なのでしょうね。いわゆるアニマルセラピーとも何か関連があるのでしょうか。動物には、例えば犬などにはもともと、人間の母性に近いような特性とでもいえるようなものが備わっているのでしょうか。もっともっと、研究が深まって欲しいと思いました。
 それはそれとして、動物好きの人は動物とのコミュニケーションが取れるものなのでしょうね。このお母さんもそれだからこそ、このような体験ができたのかもしれないとも感じます。

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